旧CARE BLOG

「ブリーチしてるとパーマはかからない。からかかる時代に」

こんにちは。



スタイリストのKATSUです。




突然ですが、、


 

 

これまで、度重なるカラーやブリーチカラーなどを繰り返し、


ダメージを気にするあまり、



新しいヘアデザインを諦めていませんか。。





 

ところで、良く聞くのが、

 

 

『ブリーチ毛にパーマはかけられないんじゃないの?』

 

というご意見、、

 

確かに、パーマと、ブリーチ毛では相性はあまりよくはありません。

 

なぜなら、

 

「ブリーチカラー」「パーマ」どちらの施術に対しても

 

 

毛髪の内部にある、コルテックス(タンパク質や栄養分)に

アクションを起こし、ブリーチカラーではそのコルテックスなどを

脱色という方法で髪の内部から流出させ、パーマはそれらを利用して

ウェーブを作っていくため、

 

言わば、、

 

ブリーチカラーにより、パーマに必要な材料が毛髪内にない状態なのに、

それらを軟化させ結合させていくという事になるからなのです。。

 

 

 

そもそも、

 

「ブリーチ毛には、パーマは難しいのです。」

 

 

 

しかし、そんなパーマスタイルを可能にするパーマも実はあるのです。







今回は、そんなブリーチ毛にも対応できるエアウェーブを使用した

MAGNOLiAならではのパーマテクニックをご紹介させていただきます。

 

 

 

 

※ただ、その人の髪のダメージレベルによっては、難しいケースもあるので

ご了承ください。

 

 

まずはパーマをするにあたって、タンパク質や、ダメージレベルを

考慮して、しっかりとケミカル知識とテクニカルを駆使していく事が

出来るだけダメージを少なく、綺麗なパーマヘアを再現していくための要素になります。

 

 

 

 

それでは、

 

実際に施術させて頂きます。

 

 

※今回のお客様は、3〜4ヶ月前に毛先15センチの部分にブリーチカラーを

2〜3回している、ブリーチ毛の方です。

 

 

 

 



 

   

 

 



 

 

パーマの方法としては、エアウェーブを使用したパーマ技術になります。

 

 

 

エアウェーブの特徴としては、低ダメージで柔らかく、ボリュームある

質感を出せることが魅力です。

 

 

 

では、始めさせて頂きます。

 

 

まず、パーマ用に軽さを調整しながらカットします。

※とても重要な工程です。

 

 

その後に、シャンプーをしていきパーマにはいるのですが、

 

ここで1つ目のポイントです。

 

薬液をつけパーマに入る前に、髪の毛の中間から毛先部分には

CMC(タンパク質)とCX(コルテックス)を前処理剤として、しっかりの

とていきます。

 

※これがとても重要です。ブリーチによって失われた栄養分をしっかり

事前に補充してあげます。それにより、パーマに必要なタンパク質を補うことができます。

 

 

 

 

それでは、巻いて行きます。。

 

 

 

 

 

ここでも、2つ目のポイント。

 

普段パーマを巻く際は、薬液(パーマ液)をつけながら

ロッドを巻いていくのですが、今回は薬液の塗布時間をなるべく

少なくして行きたいので、薬液を使わずに水まきで全頭を巻いて行きます。

そうする事で、薬剤の過剰な浸透を防ぐ事にもなりダメージを防ぎます。

 

 

 

 

 

3つ目のポイント

 

巻き終わりの時点で、一度エアウェーブに入れて

ロッド一本一本を10〜15分チュービング(乾燥)させていきます。

チュービングをする事で髪の毛の水分が蒸発し、水素結合が完結します。

その事によって、薬剤の塗布してからの放置時間の短縮と軟化でのダメージを

手助けしてくれるのです。

 

 

 

 

 

これを、Wガラス化と言います。

 

4つ目のポイント

 

使用するパーマの薬液です。

今回はアリミノさんの、コスメカールプリズムプラスMを

使用して行きます。

 

この薬剤の特徴としては、ダメージ毛やエージング毛の方にも

ダメージが少なくしっかりとカールを出してくれる薬剤になります。

 

 

、、、ここからは、時間との戦い、、

 

 

5分、、10分、、15分と細かくチェックをしていきます。







 

 

 

 

今回は、5分の時点で軟化を確認したので

 

 

 

 

 

 

(良いかかり具合です。しっかりとした形状◎)

 

すぐに中間水洗、ブッファー

 

そして、

 

 

最後のポイントになる、

 

 

5つ目は、

 

 

 

炭酸ミストを使用したアルカリ除去になります。

 

炭酸ミストをロッド全体に満遍なく塗布してききます。

 

※炭酸ミストを間に挟む事で、パーマ液などの

残留アルカリを除去してくれるので、参加させていく上での

邪魔になるものを排除してくれます。

 

 

 

あとは、通常通りエアウェーブでのクリープ、チュービングの行程になります。


 

 



 

 

最後に、2液(ブロム酸)を塗布していけば、しっかりとした

エアウェーブでのブリーチ毛に対してのパーマヘアの完成です。

 

 

 

 



 



 




 

すべては、お客様のヘアスタイルや悩みに合わせて、

普段からセミナー講師などでも活躍するスタッフが、

試行錯誤して考えて得た知識と技術になります。

 

 

 

『いままで、こんなヘアスタイルにしたかったけど、なかなかトライ出来なかった、、』

 

 

そんな、悩める女性の皆様方

 

 

 

ぜひ、一度ご相談下さいませ。

 

素敵なヘアスタイルを是非一緒に作っていきましょう。

 

 

 

 

 

KATSU

 
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