こんにちは。東京・青山のヘアサロンMAGNOLiAです。
MAGNOLiAにご来店くださるのは30代以降の大人世代のお客様で
「抜け毛が増えた」「髪のボリュームが出ない」「毛が痩せてきた」「生え際や、頭頂部が薄くなってきた」など、
エイジングによる髪質の変化にお悩みでいらっしゃいます。
また、知識やテクニックを美容師さんにレクチャーすべく、全国でセミナーの開催や、技術の教科書も刊行もしております。
▲ 薄毛に悩む女性のお客様
▲ 美容師向けの技術教本
今回のお題は、最近増えつつある
女性の薄毛について。
まず薄毛は
生活習慣病です。これはエイジングに限らず、20代30代にも広がりつつあります。
その為、薄毛の治療に取り組む前に、一番
最初に見直すべき大事な3つな習慣があるのです。
その「習慣」とは......?
薄毛治療の前に見直すべき3つの習慣
その1 食生活
その2 睡眠
その3 運動
1.食生活
近年ではキャリアに邁進する女性、または家庭と仕事を両立する女性も増え、
コンビニやスーパーで食事を活用される方も多いのではないでしょうか。
一見ヘルシーで体に良いもののように思えるサラダ類も、時間が経っても変色せず腐らないのは、
保存料や防腐剤が含まれています。
加工された食品はお腹を膨らますことはできても、残念ながら栄養を吸収する力は少ないのです。
自宅で取れる場合は自炊して栄養を摂るのが一番。一日のスタミナも持ちが良いはずです。
最近ではお弁当屋さんの店内で手作りされているお惣菜や、合成保存料・着色料フリーで無添加のお惣菜の宅配サービスなども登場しています。
こちらはコストは割高ですが、人間の骨となり血肉を作る栄養はインスタントなものでは代替できません。一度バランスの良い食生活を見直してはいかがでしょうか。
2.睡眠
十分な睡眠を取れていますか。
寝付きが浅く数時間ごとに起きたり、短い睡眠時間を習慣にしてはいませんか。
心身リラックスした状態で質の良い睡眠を取るために、こちらを実行してみると良いでしょう。
・朝、日光を浴びる
→心身の安定や心の安らぎを与えてくれるホルモン「セロトニン」が分泌され、更にはその約15時間後に睡眠ホルモン「メラトニン」が分泌され自然に眠気を催すようになります。
・入浴は湯船に浸かり体を温める
→副交感神経が優位になりリラックス効果を得られるため、寝つきや眠りが良くなります。できればこのタイミングでのスマホやパソコンは避けた方がベター。交感神経が優位になってしまいます......。
3.運動
髪の毛に与える栄養を運ぶのは血液です。その為、
運動によって血液の巡りを良くしなければなりません。
ジムや習い事で運動を取り入れると良いでしょう。もしそれが難しい方場合は一日30~60分のウォーキングから始めましょう。
この時に大事なのが、ただ歩くのでは無く「ふともも」と「ふくらはぎ」を意識してしっかり歩くこと。
足は第二の心臓と言われており、重力に逆らい心臓よりも上にある頭に血を巡らせるためには、下半身の筋肉を鍛える必要があります。
運動が習慣化すれば体温が上がり、血液の巡りが良くなります。
髪の成長に必要なタンパク質が再び髪に送られるようになり、3か月~半年経てば少しずつコシのある髪の毛が生えてくるでしょう。
まとめ
薄毛治療の基礎は
「規則正しい生活 と ストレスリリース」
ご紹介した3つの習慣の共通点として
「ストレス緩和」の役割があります。
疲労や精神的ストレスは女性ホルモンのバランスを乱れさせ、中でも
「エストロゲン」という髪の艶やコシを司るホルモン分泌が低下してしまうと薄毛の要因にもなり得ます。
先ほどご紹介した習慣以外にも、マッサージ、アロマ、ヨガなどもストレス緩和のひとつ。
薄毛を改善するためにはまず、心にも余裕のある状態を作ることが大切です。
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いかがでしたか。薄毛治療に取り組む為の、生活習慣のの重要性。
髪の毛の生え変わりのサイクルは5年ですから、焦らずゆっくり。
できることからコツコツ始めて行けたら良いですね。
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パーマで業界をリードし、美容師の為のパーマ本も出版。
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