こんにちは!
青山表参道エリアに2店舗ある
HairmakeMAGNOLiA の
スタイリスト RYOSUKEです!
MAGNOLiAはオープンしてから10年、
パーマを軸とし、美容業界の中でも
『パーマサロン』として
知名度を上げてきました!
その根底にはもちろん
カットのこだわり、ワインディング(パーマを巻く工程)の
こだわり、ロッドの構成のこだわりと
MAGNOLiAならではのたくさんの
パーマに対するこだわりがあってこそです!
そのこだわりの一つとして、
『毛髪診断』と『薬剤知識』があります!
僕は、美容師の中でもどちらかというと
感覚的にやるタイプではなく理論派のタイプなので、
ケミカルをすごく大切に今までやってきました!
適切な毛髪診断と、薬剤知識があれば
パーマに対するネガティブイメージである、
『ダメージしてしまった』
『かからなかった』
というのはまずないです!
そして、それはストレートパーマも
同じです!
一昔前まではストレートパーマは
すごく傷むイメージがありましたが、
昨今では薬剤もだいぶ進化を遂げ、
だいぶ質感の良いものになってきました!
今回は
ケミカル知識をふんだんに使って
行なっていく
僕の得意分野の一つ、
『コスメストレート』
について書いていこうと思います!
『コスメストレート』
最近、巷でちらほら名前を聞くように
なってきた名称ですよね?
コスメストレートとは
コスメ(化粧品分類)の薬剤を用いて
やるストレートパーマのことです。
一昔前まで使っていた
医薬品の薬剤よりも低アルカリで
よりダメージ少なくかけれるように
なっています。
ダメージ少なく、といえば
それだけで聞こえはいいですが、
薬剤のパワー自体やはり
弱くはなるので、
ここで大切になってくるのが
『毛髪診断』と『薬剤知識』
になってくるわけです!
では、
実際にコスメストレートを
かけていったお客様を例に
見ていきましょう!
カウンセリング
最初のカウンセリングで
毛髪診断をしていきます。
① 目視、触診による判断
まず、目で見て、手で触って判断していきます。
どのくらい癖があるのか?
髪質はかたいか?やわらかいか?
(薬剤は反応しやすいか?)
ダメージレベルはどのくらいか?
② 問診による判断
目視や触診だけではわからない、
過去の履歴については
本人と直接話して確認していきます。
縮毛矯正はかけたことあるか?
デジタルパーマはかけたことがあるか?
ブリーチはしたことあるか?
グレーカラーはしたことあるか?
そしてそれぞれ、
前回やっているのがいつ頃なのか?
それを細かく聞き出します。
薬剤選定
最初のカウンセリングで
聞き出したことを元に薬剤を
選んでいきます。
また、癖の強さも見ていかなければ
いけないので、
ドライ時、ウェット時で確認して
薬剤を考えていきます!
薬剤は
アルカリ度、チオ濃度、PH値などを参考に
薬剤の強さや髪への負担を考え、
調合していきます。
塗布
1液の塗布で大事になるのが、
薬液の『塗布量』です。
癖の強いところ・弱いところ、
毛の強度を見極めつつ、
塗布量を塗り分けます。
放置
1液を塗り終わった段階で
一度軟化チェックをし、
放置タイムを決めます。
軟化の度合いによって
加温をするか、自然放置でいくか、
決めます。
流し
軟化が十分に出来てると判断後、
1液を流します。
このとき、バッファー剤や
システムトリートメントを用いて
PH値の調整や、
髪内部のタンパク質の調整を
行います。
ドライ
1液でほとんどの癖は
伸びているので、
しっかり乾かして
癖戻りがないか確認します。
癖戻りの度合いによって
ブローでおさめるか、はたまた
ストレートアイロンを一度通すか
ジャッジします。
アイロンを通すにしても、
低温で十分伸びる領域まで
軟化させているため、
ダメージは少なく済みます。
2液塗布
最後、酸化剤で
形状を定着させたら完成です!
仕上がり
コスメストレート後の仕上がりが
こちらになります!
いかがでしょうか?
大分収まりもよく、癖もしっかり伸びて
尚且つ質感もかなりいいですよね!
一度かけたストレートパーマは
半永久的に残るので、
今後は伸びて来た分だけ
かけていけばOKです!
今まで癖に悩まされていた方、
けどストレートパーマのダメージも気になる方、
ぜひ一度僕のコスメストレートを
お試しください!
MAGNOLiA RYOSUKE