旧CARE BLOG
こんにちは。
MAGNOLiAでは「パーマヘア」を得意とし、パーマがかかり辛い、すぐ取れてしまうお悩みをお持ちのお客様や、ヘアケア・頭皮ケアをお求めのお客様が足を運んでくださいます。
いきなりですが皆さん、「パーマ=痛むもの」と思っていませんか?
それにはちょっとした誤解があります。
もちろんまったくダメージが無いわけではありませんが、私たち美容師がパーマをかけるときに行うちょっとした工夫で極限まで減らすことは十分に可能です!
これから傷まないパーマをかけるためのコツをいくつかご紹介致します♪
「毛髪診断とカウンセリング」
最も重要なのが施術に入る前のこの工程です。この時点でパーマヘアのクオリティーを7割決めると言って良いほど、大事な部分です。
触診とヒアリングで、お客様の毛質と、これまでどんな施術をしてきたのかをしっかり確認した上で、「薬剤」と「パーマの種類」を決めていきます。
まずはパーマにおいてきちんとした知識と技術、エビデンスのある美容師に相談し、任せることが最良です。
「事前のトリートメント処理」
髪の毛のダメージのレベルは以下の通りです。
ダメージレベル 【低】
紫外線 ドライヤー
ダメージレベル 【中】
グレイカラー 6~8レベルのヘアカラー
ダメージレベル 【高】
9レベル以上のハイトーンカラー アイロン ホットカーラー
ダメージレベルが上がるほど髪の芯を担っている栄養分「ケラチン」や「たんぱく質」が流出し、髪の内部がスカスカな状態です。
トリートメントで髪の栄養を補ってからパーマをかけることで、ダメージを防ぐことが十分に可能です。
パーマは大きく分けると「ホットパーマ」と「低温パーマ」の二種類に分けられます。
【ホットパーマ】 「デジタルパーマ」
高温でパーマをかける技法。
毛先ワンカールのデザインや、コテで巻いたような仕上がりが可能です。
【低温パーマ】 「コールドパーマ」「エアウェーブ」
髪に直接熱を加えずにパーマをかける技法。
元々のくせ毛のような、柔らかいヘアスタイルに仕上がります。
結論から言うと、低温パーマでかけた方がダメージレスなパーマに仕上がります。
「熱」=ダメージに繋がるためです。
更に言うと、エアウェーブの機械を利用することでハイダメージの髪の毛に対応できたり、パーマの持ちもアップすることができます♪
「ダメージレスな薬剤」
今では薬剤も開発が進み、ダメージレスな薬剤が美容室に多く置かれるようになりました。
以前は「チオ系の薬剤」×5分程の時間でパーマをかけるのが主流でした。
現在では「システアミン系の薬剤」(チオに比べるとパワーが弱い)×10~15分程、しっかり時間を置くことで低ダメージでしっかりパーマをかけることが可能になりました。
この薬剤を使えば、ファションカラーやグレイカラーをしている髪の毛にパーマをかけてもダメージレスに仕上げることができます♪
いかがでしたでしょうか?
正しい知識と判断の元に行えば、傷まないパーマヘアは十分に可能なんです。
信頼できる美容師さんにお任せしてみてはいかがでしょうか。