こんにちは。
MAGNOLiAの得意技術「パーマ」ですが、パーマをご希望の方は直毛の方だけではありません。むしろ、半分以上はくせ毛のお客様が多いような印象です。
先日、お客様のご紹介で「中学生の時からかけ続けていた縮毛矯正を止めて2年ほど経ち、パーマをかけたい」と女性のお客様がいらしてくださいました。
地毛を伸ばし始めてからはカールアイロンでスタイリングしていたそうで、ダメージも少々......。
お客様
「以前、縮毛矯正をかけていたときも、ダメーズで毛先がちりちりしていたのが気になってました。
もしそうなってしまう場合はパーマをかけるのを諦めようかとも思っています。」
CHINATSU
『そうなんですね......。
折角二年間伸ばし続けたのに諦めるのは勿体ないような気もしますよね。』
この場合、一番ネックな部分が
・ダメージで金色に抜けている毛先
・場所によって出方が違うクセ
です。
そしてご相談の結果
・毛先は8cm程カットして鎖骨くらいの長さにすることでダメージ部分をカット
・エアウェーブでかける
ことにさせて頂きました。
パーマを巻く前に、予めケラチンとタンパク質を含んだトリートメントで前処理。
ダメージで空洞化してしまった髪の内部を栄養補給し、髪の強度をアップします。
元々くせのある毛質はパーマがかかり易いので、イメージよりも大きいロッドでパーマをかけていくことでヘアスタイルにまとまりを出していきます。
お客様
「くせの出方が髪が生える場所によって違うのが気になります......。」
特にこちらのお客様は前の毛のはうねる程度のストレートタッチのくせ。そして後ろの毛は根元からウェービーなくせをお持ちでいらっしゃいました。
CHINATSU
「わかりました。
前の方は通常と同じように巻きますが、後ろの方は強いクセを生かして毛先ワンカールだけ巻いておきますね。」
更にエアウェーブで巻く事でダメージから髪を守り、持ちのいいパーマをかけることができます。
『天然パーマ・くせ毛さんがきれいにパーマスタイルをキープするコツ』
その1
スタイリング剤
クリームやムースワックスなどの保湿系のアイテムがおすすめです。
朝、起きたら水スプレーを全体的に吹きかけ、手でもみこんだ後、スタイリング剤をつけて自然乾燥するのがベスト。
パーマの形がきれいで、まとまりのあるパーマヘアに仕上げるための最善の方法です
その2
日々のトリートメントケア
細い毛やダメージを過剰に受けた毛はハリコシが無くなってしまい、せっかくかけたパーマもなかなか形が出辛くなってしまいます。
内部補充タイプのトリートメントでのケアがしっかり出来ていると髪の芯が復活し、パーマの形状も出し易くなります。
~番外編~ 『ストカール』
天然パーマ・くせ毛の皆様「ストカール」というメニューはご存じでしょうか?縮毛矯正の薬剤を使い根元から中間のくせを抑えながら毛先にワンカールのカールをつける、こちらもパーマの種類の一つです。
ボリュームは抑えながらも動きのあるヘアスタイルを楽しみたい方におすすめの方法で、くせの程度によりますが一年に一~二度メンテナンスを推奨しています。
ストカールをかけたお客様からは「雨の日の髪のうねりや広がりが無くなった。」「今まで苦戦していたくせ毛が扱えるようになった。」「朝のスタイリングの時間が劇的に短縮された!」など、ご好評の声を頂いています。
いかがでしたでしょうか?
自分のくせをコンプレックスに思っているお客様からのご相談が多く、お力になれればと思いこちらのブログ記事を書かせて頂きました。
自分のくせを好きになってもらえるようなメニュー提案や技術をお客様にご提供していければと思っています。
宜しければ是非ご相談にいらしてください♪