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《ストパー》クセやうねりが気になる方

 こんにちはsign03ヘアサロン MAGNOLiA アシスタントの HINAKO ですhappy01

いつもストパーをかけている方、クセやうねりが気になる方に
ストパーのための基礎知識を紹介していきます!
 
ストレートパーマはただ単にクセを伸ばすことだけではなく
次回以降も断続的できる髪の状態を保つことが大切ですshine
 
ストレートパーマには種類が 2種類あります。
薬剤×熱でストレートにする縮毛矯正薬剤だけでストレートにする2つです。
※熱はアイロンを使ってストレートにしています。
 
カウンセリング(クセの種類や特徴) 
乾いている時の毛髪の癖毛の状態、太さ、硬さ、毛量、手触り(ぱさつき、ごわつ き)弾力の確認をします。ウェット時の毛髪のクセの状態や質感、弾力を確かめてダ メージ度合いを確認して薬剤選定を選んでいきます。

       
 くせ毛を知ろう!!
日本人の毛髪は、直毛が多いですが癖毛の毛髪も多いです。黒くツヤのある毛髪が 正常毛で茶色、赤茶色、白髪など様々な異常な髪質もあります。癖毛の分類では
毛髪の形状により捻転毛、波状毛、縮毛の 3 種類があります。
 
波状毛
(横から見ると凹凸はない。断面は扁平している。表面は比較的なめらかで、
毛髪内部のオルソコルテックスとパラコルテックスが偏っている。)
 

縮毛
(縮毛だけという髪は少なく、波状毛と混じっている。毛髪の縦軸方向に 筋が入っていて、
表面の凸凹のせいか毛髪の指数を測定するとブレ幅が大きい。毛髪内部のオルソコルテックスとパラコルテックスの偏りが大きい。)
 

捻転毛
(毛髪にねじれがある、箇所によっては急激なねじれ。表面に凹凸があ り、縮毛と同じく毛髪の縦軸方向に筋がみえる。毛髪内部のオルソコルテックスと パラコルテックスの偏りが大きい。)
 
オルソコルテックス:水を吸いやすい=膨張しやすい
パラコルテックス:水を吸いにくい=膨張しにくい


 
2 種類のコルテックスが規則的、均一にならんでいると直毛になる。
不規則で配列 に偏りがでると癖毛になります。

《毛髪の横断面とクセの強さの関連を示す毛径指数 》
最小直径を最大直径で割って 100 倍して数値を出せます。
径指数が 100 に近いほど直毛で、小さいほどクセの度合いが大きくなります。
   
 ダメージが少ない少ないキレイなストレートをつくるチェックポイント
 
1 、カウンセリング: 施術をする前の毛髪内部は、シスチン結合と水素結合によって 強度を保っている。※クセの状態、太さ、硬さ、毛量、手触り、弾力の確認
 
2、シャンプー: 水分を含むと、内部の水素結合が切断。髪の毛が柔らかく感じるの はこの為。
もう一度毛髪診断、アイロンを使用するか否か
 
 
3、1 剤を塗布、還元剤の作用によりシスチン結合が切断される。毛髪の還元と膨潤 が徐々に進む。軟化チェック、1 本の毛髪を引っ張り弾力を確認。リングコーム に少量の毛髪を巻き付け離した時の跳ね返りを確認。※つけムラが即かかりムラ になる。放置時間に注意。軟化が足りない状態でアイロンの熱を与えると熱変性 を起こし硬くて脆い髪質に変化してしまう。軟化しすぎるとダメージが大きくな りツヤのないパサついた髪になってしまう。

 
軟化の違いと仕上がり
 
4 、水洗: 1 剤が洗い流された状態、毛髪は軟化しめ膨潤している。非常に傷つきや すい。水洗するときは根本が折れないようににコーミングして持ち上げてから流す。※しっかり洗い流さないと水蒸気爆発を起こし毛髪がちりちりになる。仕上がりに大きな影響を起こす。

5、ブロー: アイロン熱による水分の急激な蒸発を防ぐ、水分を飛ばすことで内部の 水素結合が進む。この段階でクセをしっかり伸ばす。
 
6、アイロン処理(縮毛矯正): 温度管理、角度、テンションに気をつける。水素結合 の再結合が進み伸びた状態が固定される。タンパク質の歪んだ構造を安定させる。※伸ばすだけではなく表面やキューティクルを整える。

7、液塗布 : シスチン結合が再結合される。薬剤の水分により水素結合が再び切断される。※つけムラによるダメージをなくすのに丁寧に塗布する。
 
8、水洗: 2 剤を洗い流し、毛髪保護や残留アルカリの中和、毛髪のコンディションを整えるために後処理剤を塗布して洗い流す。
 
9、ドライ: 毛髪が乾くと水素結合が再結合されストレートな状態を固定する。
 
縮毛矯正に抵抗があった方、湿気の時期もまとまった艶髪になりますhappy02heart04
 傷ませない矯正とクセが戻らない断続できるストレートパーマ試してみてください

 
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