こんにちは。
MAGNOLiAスタイリストのKAYOです。
少しずつ暖かくなり春へと近づいてきましたね!!
そうすると気になってくるのが梅雨に向けて湿気が増えることです。。。
湿気で顔まわりのクセやうねり、ホワッとした表面のくせ毛が気になる方が増える印象です。
そんな時クセやうねりがある人は、毎日のスタイリングに時間がかかるだけでなく、
外に出た瞬間、スタイルが崩れてしまい1日気分が乗らない。。。
なんて日も増えてくるのではないでしょうか??
その場合、
今までは縮毛矯正でクセを抑えてストレートにするのが主流。
もしくは根元は縮毛矯正をして、中間毛先にはデジタルパーマをかける。
むしろそのどちらかの方法しかないと思っていた方が大半だと思います。
縮毛矯正のみの場合、クセやうねりは抑えられるけれど、どうしてもシャキッとストレートになってしまい、ナチュラルに見えず毛先が扱いづらくなってしまう。
縮毛矯正+デジタルパーマの場合、施術時間が長時間になることによるお客様への負担、中間毛先へのダメージに気にされる方が多い印象です。
そんな悩みをお持ちの方には
【ストカール】がオススメです!
そもそもストカールって何?って方が多いと思うのですが、
ストカールとは、縮毛矯正の際にも使用するストレートの薬剤を使い、根元から中間はクセやうねりを取り、余計なボリュームを抑えながら、
毛先にはニュアンスカールをつけることの出来るストレートパーマの事です!
根元のボリュームやクセは抑えながら毛先にカールをつけられる事により、ふんわり感が残せるので動きのあるヘアスタイルを楽しむことができます!
今までの縮毛矯正の良い所も残せ、なおかつ悩まれていた部分も解消される良い所どりのパーマなのです!
実際にお客様の中でも縮毛矯正ではなく、ストカールをする方が年々増えています!
実際にお客様に施術した事例を紹介します。
【お客さまデータ】
悩み:全体的に大きなうねりがあり、まとまらない。特に顔まわりのクセが強く扱いづらい。
髪質:クセ毛、やや硬毛、多毛
履歴:1年前に縮毛矯正とカラーリング、毎日顔まわりと毛先にアイロンを使用
ダメージ:ミドルダメージ、特に顔まわりと、毛先にダメージ有り
まずは薬液設定
【薬剤】
◼︎タマリス「プロヴァライナー1A」
◼︎タマリス「プロヴァライナー1B」
◼︎アリミノ「クオライン200」
◼︎アリミノのクオラインアジャスト000」
【新生部(約15cm)】
1A《150g》:200《50g》:000《20g》
【毛先(カールをつけたい部分にのみ)】
1B《30g》:000《3g》
根元の薬剤はしっかりクセが伸びるように設定していきます。その際にジョイント部分(新生部と前回ストレート下部分の境目)をしっかり見極めて塗布します!
ここで伸ばしすぎてしまうと前回部分に過度にダメージが出てしまいますし、短すぎても塗布できていない部分のクセが伸びずに中途半端になってしまいます。
中間毛先は今までの縮毛矯正のダメージがあるため薬剤を弱め、なおかつ今回カールをつけたい部分にのみ塗布し、ダメージ軽減をします。
その際にペーパーで毛先を巻いておくとニュアンスがつきやすいです!!
軟化チェック後は薬剤を流して、ドライしていきます!
その時に、根元のクセが強い方は根元にのみアイロン施術をプラスします。
今回のケースでは特にクセの強い、顔まわりのみアイロンを入れました。
その後は毛先のカールをつけるためロッドを巻いていきます。
そうすることで今までアイロンで毎日巻いていた部分にニュアンスカールがつけれます!
仕上がりはドライのみでこのニュアンスが作れるので朝がグッと楽になること間違いなしです!!
ですが、懸念点があるのも事実です。
毛先にも薬剤を使っていくことにより、
その人の今までの履歴、ダメージ度合い、髪質によってカールの形状が変わってきます。
毛先が過度にダメージしてしまっている場合、カールの形状が出ない場合があります。
その場合は、事前のカウンセリングの段階で根元の縮毛矯正に変更する場合もあります。
どんな場合も、実際に施術が可能かは状態を見てからではないと断言できない部分もあります。
もし根元の縮毛矯正のみになった場合でも、シャキッとストレートになってしまわないようなテクニックがお店にはあるので安心してください!!
お客様とのイメージ共有や、しっかりした薬剤知識とテクニックがあるからこそできるメニューでもあります!!
今までのスタイルにシックリきていない方は1度試してみる価値はあると思います!!