こんにちは。
今回は、
「ストレートにしたいけど、、なんかしっくりきてきない、、」
そんな、くせ毛にお悩みの方に向けての
とっておきのテクニックをお伝えさせていただきます。
さっそくですが、
今回はMAGNOLiAオリジナル
ストレートパーマなのに毛先ワンカールの
ストカールをご紹介します。
まずは、今回のお客様
根元から大きなうねりが全体的にあり、
自分でスタイリングするのには
どうしようもなく、時間に追われる朝の
準備が簡単にできるボブヘアーにして欲しいとのご提案でした。
ボブヘアーでも、まとまりがよく
簡単にスタイリングで再現を出来るようにするのがストカールの醍醐味です。
まずは、薬剤選定。
今回使用する薬剤は、
【1剤】
・玉化学株式会社 [プロヴァライナー1a]
・アリミノ [クオライン 200]
・アリミノ [クオライン アジャスト000]
・玉化学株式会社 [プロヴァライナー1c]
【根元~中間】
1a⦅70g⦆: 200⦅35g⦆: 000⦅10⦆=115g
【全体毛先】
1cのみ。(カール部分)
になります。
MAGNOLiAとしてのこだわりとして、
1つ目のポイントは
ストレートの1液塗布して行く時点で
ストレートになるような工夫をテクニックで
行なっています。
なので、1液を塗布し
流してドライした時点でほとんどの
癖はナチュラルににストレートになるのが
特徴の一つです。
さらに、1液塗布を
全体にした後、毛先からワンカールを
イメージしペーパーであらかじめ癖づけするようにカールをするのもこだわりです。
15分放置後、、
バッチリ軟化を確認。
水洗し、アルカリ剤を除去してくれる
働きのあるトリートメントで、よく乳化し
馴染ませます。
その後ドライをしっかりと行い、
ストレートや縮毛矯正では、
よくストレートアイロンを使用しますが、、
ストカールの場合は
アイロンではなく、小ロールでのブローワークで癖を柔らかくしっかり伸ばします。
これがポイントの2つ目になります。
そして、ドライブロー後に、、
最後のポイント!
それは、毛先にパーマのロッドを使用した
カールを1.75回転を目安に毛先全体に
ダウンステムで巻いていきます。
この時、ステムをダウンステムで巻いていくことが大切で、アップステムで巻いてしまうと髪のヨレにも繋がってしまう可能性があるので十分注意しましょう。
そして、根元中間と毛先で薬を分け
塗布して時間を置きます。
時間でロッドを外し、
水洗+トリートメント
その後はもう、全体を根元からふんわり
いつも通り乾かしてあげると、、
はい、
完成。
根元からふんわりと柔らかく、
乾かすだけで簡単に
スタイリングの出来る朝ラクカール
の完成です。
仕上げに、クリーム系のワックス、
又はトリートメントでの仕上げをオススメします!
ご静聴ありがとうございました。
最後に、、
今回なぜこのような、ストレートパーマ
デザインを提案させていただいたかというと、くせ毛が悩みでご来店されるお客様の
7割〜9割の方々が、
「ストレートはかけたいけど、毛先や前髪がシャキッとなるのが、嫌だ」
「アイロンを通してしまうとボリュームが出なくなってしまうから躊躇してしまう。」
という意見をよく耳にしていたからです。
ストカールはボリュームも消すことなく
ブローのみで柔らかく癖を伸ばしていくので
ダメージも少なく、ボリュームも損ないません。
さらに毛先をパーマの様に巻いていくことで、毛先もシャキッとせず、
ナチュラルに柔らかく地毛の癖の様な
ボブデザインを表現出来るからです。
これから、いよいよ梅雨時期に
差しかかり癖のうねりや広がりが
気になりだす本番の時期も、もうそこまで来ています。
今まで、くせ毛やストレートデザインに
悩んでいた方にはオススメのメニューになるので是非ともご相談くださいね。
KATSU