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表参道美容師が教える♪梅雨の湿気によるくせ毛さんの「ぺたんこ・広がり・うねり」５つの対策方法！
こんにちは。東京・青山のヘアサロンMAGNOLiAです。
MAGNOLiAにご来店くださるのは４０代以降の大人世代のお客様で「くせで髪がまとまらない」「湿気の多い日や雨の日に髪が広がる」「年齢と共にくせやうねりが出てきた」など、くせ毛にお悩みでいらっしゃいます。
また、他にも美容師を対象とした技術セミナーの開催や、教科書を刊行しております。
冬が明け、花が芽吹く春も終わり、新緑の季節になりました。
年々、梅雨入りが前倒しに、長～くなっているような気がします。
皆さんは、梅雨のジトジトする湿気にヘアスタイルが上手く決まらない経験はありませんか？
せっかく時間をかけてセットしたしたヘアスタイルが一瞬で崩れてしまったり、
くせやうねり、広がりが一層強くなったり・・・。
高温多湿の日本は、他の欧米諸国に比べてヘアコンディションをキープするハードルが高い国のひとつです。
では、ヘアスタイルを一日キープしながらご機嫌に過ごすためにはどうすれば良いのでしょう？
今回は梅雨時期を乗り越えるための、とっておきの解決方法お伝え致します！
くせ毛さんが湿気に弱い理由
それはくせ毛さんは他の毛質に比べて水分量が少なく、「乾燥毛」であるという性質に起因します。
「くせ毛さんの特徴」
【１】 コラーゲン量が少ない
【２】 タンパク質の配置バランスの偏りによって吸水性にムラがある
【３】 キューティクルがねじれるように配列されているため、光が当たった時に乱反射してしまい艶が出にくい
このような性質により、雨や湿気の多い日はたちまち髪が水分を吸い、くせやうねりが強く出てきてしまうのです。
その１ トリートメントケア
「くせ毛さん＝乾燥毛」ということは先程の項目で学びました。
その対策として鍵となるのは「保湿」です。
トリートメントを使って、コラーゲンを補ったりタンパク質の配置を均等に補います。
髪内部に水分が豊富な状態をつくっておけば、外の湿気が多くともそれ以上水分を吸わずに済む＝「広がらなくなる」というメカニズムです。
ちなみに、ここで言うトリートメントはインバストリートメントのこと。
内部補修タイプで、シャンプー後に使い、洗い流すタイプのものです。
アウトバストリートメント（外部補修タイプで、お風呂上りに使い、洗い流さないタイプのもの。）は次の「スタイリング剤」の項目に続きます。
その２ スタイリング剤
くせ毛さんのスタイリング剤は「クリームワックスなどの、油分を多く含んだ保湿系アイテム」がおすすめです。
髪の表面をワックスでコーティングをすることで必要以上に湿気を吸わないように、対策することができます。
１．あらかじめスタイリング剤を手の中で良く伸ばし、毛先にスタイリング剤をつけて髪のまとまりをつくります。
２．髪の中に手を入れ、内側のくせをしっかり押さえます。
３．最後少ない量で十分なので、表面を軽くなでつけます。
その３ ドライヤーの乾かし方
ドライヤーの乾かし方のコツを得れば、ヘアスタイルを美しく一日キープすることができます。
▲ BEFORE
１．手を「くし」に見立てて髪を引っ張りながら乾かします。
２．髪が８～９割乾いたら、表面の髪の毛をブラシに引っかけて伸ばします。
▲ AFTER
その４ ダメージを防ぐ
元々乾燥しているくせ毛さんにダメージが加わると、乾燥が進み、ますます収まりがきかなくなってしまいます。
こちらでは髪へのダメージの原因と対策をご紹介します。
● 紫外線
ダメージレベル ★★☆☆☆
対策 ⇒ UVスプレーや帽子での紫外線対策が有効です。
● お風呂上りに髪が濡れたまま寝ること
ダメージレベル ★★☆☆☆
「濡れたまま＝キューティクルが開いた状態」で寝ることで、キューティクルが擦れてしまうことがダメージの原因となってしまいます。
対策 ⇒ 髪全体が乾き切ってから寝る事を心がけましょう。
● ８レベル以上の明るいトーンのカラー
ダメージレベル ★★★★☆
明るくする為にはメラニン色素を破壊する必要があるため、明るさのレベルと髪の強度は反比例します。
対策 ⇒ 定期的にサロントリートメントなどで髪の内部を補修する事が大切です。
● ヘアアイロン
ダメージレベル ★★★★★
１００℃以上の熱は大変ダメージが強く、タンパク質が熱変性を起こしたり、更にダメージが進むと「炭化（たんか）」といって髪の毛が白くなる現象が起こります。
対策⇒ダメージの少ないタイプのヘアアイロンの使用、または毎日のアイロンのダメージと比較してストレートパーマにシフトしても良いでしょう。
その５ ストカール
ストカールとは、くせを抑えながら毛先にカールをつける「自然な丸みのある縮毛矯正」です。
くせは抑えたいけれどヘアスタイルに動きが欲しい、真っすぐ過ぎるストレートヘア に飽きた方におすすめのストカール。
まるで元々の自分の毛質かのような、自然な仕上がりを叶えることができます♪
[ 関連記事 ]
⇒ 梅雨の湿気のくせやうねりにヘトヘト・・・そんなあなたにおすすめ「ストカール」♪
いかがでしたか。
高温多湿の日本に生まれた以上、湿気とヘアスタイルの維持は切っても切り離せない宿命なのです......。
くせ毛の皆さんがストレスフリーに、ヘアスタイルを美しく一日を過ごせますように。
是非ご紹介したやり方をトライしてみてくださいね♪
MAGNOLiA ホームページはこちら
パーマで業界をリードし、美容師の為のパーマ本も出版。
多種多様な髪の悩みやニーズに合わせ、パーマで「美しい」を生み出す。
それがMAGNOLiA最大の強みです。丁寧な接客と信頼の技術でお出迎えします。
MAGNOLiAにご来店くださるのは４０代以降の大人世代のお客様で「くせで髪がまとまらない」「湿気の多い日や雨の日に髪が広がる」「年齢と共にくせやうねりが出てきた」など、くせ毛にお悩みでいらっしゃいます。
また、他にも美容師を対象とした技術セミナーの開催や、教科書を刊行しております。
▲ くせやうねりに悩むお客様
▲ 美容師向けの技術教本
冬が明け、花が芽吹く春も終わり、新緑の季節になりました。
年々、梅雨入りが前倒しに、長～くなっているような気がします。
皆さんは、梅雨のジトジトする湿気にヘアスタイルが上手く決まらない経験はありませんか？
せっかく時間をかけてセットしたしたヘアスタイルが一瞬で崩れてしまったり、
くせやうねり、広がりが一層強くなったり・・・。
高温多湿の日本は、他の欧米諸国に比べてヘアコンディションをキープするハードルが高い国のひとつです。
では、ヘアスタイルを一日キープしながらご機嫌に過ごすためにはどうすれば良いのでしょう？
今回は梅雨時期を乗り越えるための、とっておきの解決方法お伝え致します！
くせ毛さんが湿気に弱い理由
それはくせ毛さんは他の毛質に比べて水分量が少なく、「乾燥毛」であるという性質に起因します。
「くせ毛さんの特徴」
【１】 コラーゲン量が少ない
【２】 タンパク質の配置バランスの偏りによって吸水性にムラがある
【３】 キューティクルがねじれるように配列されているため、光が当たった時に乱反射してしまい艶が出にくい
このような性質により、雨や湿気の多い日はたちまち髪が水分を吸い、くせやうねりが強く出てきてしまうのです。
その１ トリートメントケア
「くせ毛さん＝乾燥毛」ということは先程の項目で学びました。
その対策として鍵となるのは「保湿」です。
トリートメントを使って、コラーゲンを補ったりタンパク質の配置を均等に補います。
髪内部に水分が豊富な状態をつくっておけば、外の湿気が多くともそれ以上水分を吸わずに済む＝「広がらなくなる」というメカニズムです。
ちなみに、ここで言うトリートメントはインバストリートメントのこと。
内部補修タイプで、シャンプー後に使い、洗い流すタイプのものです。
アウトバストリートメント（外部補修タイプで、お風呂上りに使い、洗い流さないタイプのもの。）は次の「スタイリング剤」の項目に続きます。
その２ スタイリング剤
くせ毛さんのスタイリング剤は「クリームワックスなどの、油分を多く含んだ保湿系アイテム」がおすすめです。
髪の表面をワックスでコーティングをすることで必要以上に湿気を吸わないように、対策することができます。
１．あらかじめスタイリング剤を手の中で良く伸ばし、毛先にスタイリング剤をつけて髪のまとまりをつくります。
２．髪の中に手を入れ、内側のくせをしっかり押さえます。
３．最後少ない量で十分なので、表面を軽くなでつけます。
その３ ドライヤーの乾かし方
ドライヤーの乾かし方のコツを得れば、ヘアスタイルを美しく一日キープすることができます。
▲ BEFORE
１．手を「くし」に見立てて髪を引っ張りながら乾かします。
２．髪が８～９割乾いたら、表面の髪の毛をブラシに引っかけて伸ばします。
▲ AFTERここでの乾か方のコツは「常に髪を引っ張っている状態を作りながら乾すこと」です。
手で引っ張る力は「握手をするときの力」程度で構いません。
ブラシを使ったブローは最初は慣れが必要かもしれませんね。初心者さんには毛が密なブラシをおすすめします。
[ 関連記事 ]
⇒ ぺたんこ髪は、３ステップの乾かし方でふんわりボリュームアップ！
⇒ ブラシを使って艶髪美人に♪ブローのHOW TOをお教えします！
手で引っ張る力は「握手をするときの力」程度で構いません。
ブラシを使ったブローは最初は慣れが必要かもしれませんね。初心者さんには毛が密なブラシをおすすめします。
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その４ ダメージを防ぐ
元々乾燥しているくせ毛さんにダメージが加わると、乾燥が進み、ますます収まりがきかなくなってしまいます。
こちらでは髪へのダメージの原因と対策をご紹介します。
● 紫外線
ダメージレベル ★★☆☆☆
対策 ⇒ UVスプレーや帽子での紫外線対策が有効です。
● お風呂上りに髪が濡れたまま寝ること
ダメージレベル ★★☆☆☆
「濡れたまま＝キューティクルが開いた状態」で寝ることで、キューティクルが擦れてしまうことがダメージの原因となってしまいます。
対策 ⇒ 髪全体が乾き切ってから寝る事を心がけましょう。
● ８レベル以上の明るいトーンのカラー
ダメージレベル ★★★★☆
明るくする為にはメラニン色素を破壊する必要があるため、明るさのレベルと髪の強度は反比例します。
対策 ⇒ 定期的にサロントリートメントなどで髪の内部を補修する事が大切です。
● ヘアアイロン
ダメージレベル ★★★★★
１００℃以上の熱は大変ダメージが強く、タンパク質が熱変性を起こしたり、更にダメージが進むと「炭化（たんか）」といって髪の毛が白くなる現象が起こります。
対策⇒ダメージの少ないタイプのヘアアイロンの使用、または毎日のアイロンのダメージと比較してストレートパーマにシフトしても良いでしょう。
その５ ストカール
ストカールとは、くせを抑えながら毛先にカールをつける「自然な丸みのある縮毛矯正」です。
くせは抑えたいけれどヘアスタイルに動きが欲しい、真っすぐ過ぎるストレートヘア に飽きた方におすすめのストカール。
まるで元々の自分の毛質かのような、自然な仕上がりを叶えることができます♪
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いかがでしたか。
高温多湿の日本に生まれた以上、湿気とヘアスタイルの維持は切っても切り離せない宿命なのです......。
くせ毛の皆さんがストレスフリーに、ヘアスタイルを美しく一日を過ごせますように。
是非ご紹介したやり方をトライしてみてくださいね♪
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多種多様な髪の悩みやニーズに合わせ、パーマで「美しい」を生み出す。
それがMAGNOLiA最大の強みです。丁寧な接客と信頼の技術でお出迎えします。
