旧CARE BLOG
年々、年を重ねても、ますます綺麗でいつまでも若々しくいられる。
そんな時代になってきています。
その中で、同じ年齢でも若々しい人もいれば、老けて見られる人もいます。
よく耳にする【活性酸素】とは?
なんとなく悪者?くらいでしか認識していない方も多いのではないでしょうか。
そもそも、活性酸素って??
体内に酸素を取り入れ、代謝をしていく過程で活性酸素は自然と発生するものです。
簡単に言うと、呼吸をすれば必ずでるものということです。
言わば、酸化をしていくということ。
体も錆びてしまいます。。。
怖いですね。。。
しかし、ただ悪者ということだけではありません。
体内に侵入した細菌やウイルスをやっつけてくれる働きもある、必要な存在でもあるのです。
必要以上に増えてしまうと健康な細胞にまで被害を及ぼしてしまうというわけです。
何事もほどほどがいいというわけです。
ということは、
その活性酸素の働きを、いかに押さえ込み、コントロールしていくということが、老化のスピードをコントロールすることにつながっていくということになります。
環境や生活習慣でも起こる!?
先ほど、必要以上に増えてしまうと悪になる、といった活性酸素でしたが
身の周りでも発生する原因がたくさんあるのです。
紫外線や大気汚染、電磁波、たばこ、ストレス、激しいスポーツ
などが、あげられます。
空気の悪い場所で炎天下に、激しく運動してスマホをいじりながら、イライラしてたばこを吸う。
これ最悪ですね((+_+))
と、いうのは冗談にしてもこんなにも身近に起こりうるのです。
そして、その積み重ねが
シミ、そばかす、しわ、たるみなどといった老化を引き起こしてしまうのです。
カラーやパーマも活性酸素の要因!?
活性酸素により起こりうるものとして実は、
薄毛や抜け毛、そして白髪もあげられます。
ストレスが原因!なんて言われるのもそのようなことが言えますね。
そしてその活性酸素の要因は、美容の現場にもあります。
美容室には必要不可欠な存在。
カラーや、パーマに使う過酸化水素です。
裏を返せば、
白髪を染めながらにして白髪の発生を促進させている!
なんてことにもなりかねないということです。
とはいえ、おしゃれを楽しみ、悩みを解決し、美しくなるためには大切な要素です。
どのように向き合いどう対処していくかがとても大切だと思います。
美容師の役割とサロンの取り組み
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そんな中僕たちが、気をつけるべきことは
まず、カラーでいうならば
1上質な薬剤を使用する
2【0テク】という技術で頭皮につけない
3しっかりと活性酸素の除去やケアをする
ということです。
実は、最近では活性酸素が除去できる優秀なスパやアイテムも多くあります。
そして、もう一つ、忘れてはいけないのがアルカリ。
髪を膨潤、軟化させ、浸透させる為には必要な存在です。
施術によりアルカリに傾いた、髪や地肌。
そちらもそのままではいけません。
元の弱酸性に戻し、安定させる必要があります。
そこで活躍するのが、【炭酸ミスト】です。
美容でおなじみの炭酸。
血行促進やリンパの流れを正常化させたり、古い角質や酸化した皮脂を浮かせたり、ターンオーバーを高めたり。。。と様々な効果がありますが
同時に、アルカリの除去や抗酸化作用といった効果にも優れ
言わば、〝正常化〟をしてくれる働きがあるのです。
そして活性酸素を抑制する効果も期待されます。
こういったものを施術と併用していくことがとても大切なのです。
現場の施術では、髪はもちろんですが頭皮をいたわった技術やケアをしていくことが重要です。
頭皮のトラブルが髪に、そしてお顔に。。。
今や、デザインにケアはかけ離せない存在。
薬剤や商材もとてもよくなり、進化しています。
ただし、ものによっては簡単に手に入ります。
つまり、ピンからキリまであり安価で粗悪なものもあるというのも現実。
そんな時代だからこそ、本当にいいものを提供し安心、安全を守る必要と義務が僕たち美容師にはあるのです。