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年齢を重ねるごとに不安になる女性の薄毛解決する3つのセルフケア

こんにちは。東京・青山のヘアサロンMAGNOLiAのデザイナーCHINATSUです。
 
MAGNOLiAにご来店くださるのは30代以降の大人世代のお客様で「抜け毛が増えた」「髪のボリュームが出ない」「毛が痩せてきた」「生え際や、頭頂部が薄くなってきた」など、エイジングによる髪質の変化にお悩みでいらっしゃいます。

また、知識やテクニックを美容師さんにレクチャーすべく、全国でセミナーの開催や、技術の教科書も刊行もしております。
 


▲ 薄毛に悩む女性のお客様

 
▲ 美容師向けの技術教本

 
 
今回のお題は、最近増えつつある女性の薄毛について。
 
まず薄毛は生活習慣病であることを、前回のブログでお伝えいたしました。この問題はエイジングに限らず、20代30代にも広がりつつあります。
 
薄毛にお悩みの方は、併せてこちらもご覧ください
 薄毛に悩む女性のミカタ!3つの生活習慣チェックリスト

それでは生活習慣を見直した後、どのようなケアが必要なのでしょうか。


 
 
 

女性の薄毛を改善する 3つのセルフケア

 
男性の薄毛は「皮脂過多」による原因が多いですが、女性の薄毛は「乾燥」によるものがほとんどです。
 
従って頭皮の水分を満たすケアをする必要があります。
 
優先順位の高いものから
 


 その1 
 シャンプーを低刺激で潤いをあたえる 
 「アミノ酸系シャンプー」 


 その2 
 水分を補う「頭皮用化粧水」 

 その3 
 油分を補う「純正のホホバオイル」 
 


この3つのケアがハリコシのある髪を生やすための、土台の頭皮を作ります。
 
 
 
 
 

1.アミノ酸系シャンプー
~水分と油分を残す~




まず、シャンプー剤は洗浄力の弱いもの、すなわち頭皮に対して低刺激の「アミノ酸系シャンプー」がおすすめです。
 
保湿成分を豊富に含み、頭皮に潤いを与えながら洗い上げてくれます。
 
オーガニックシャンプーも同等に低刺激ですが、現代ではカラーリングやパーマ、ストレートなどのケミカルダメージを持っている髪の毛がほとんどなので、髪の毛が軋む傾向にあります。
 


またドラックストアと美容室のシャンプーの違いは、コストに対する美容成分と水の比率です。
 
同じアミノ酸系シャンプーでも、ドラッグストアの価格帯にするためには水分量を多くする必要があり、その平均は「水:美容成分=9:1」と言われています。
 
それに対してサロン専売のシャンプーはコストは上がりますが「水:美容成分=7:3」。水の比率が少ないため泡立ちも良く、1~2プッシュ程度で洗い上げることができるのが特徴です。
 
 
 
 


2.頭皮用化粧水
~水分を満たす~



基本のシャンプーが揃ったら、次は頭皮用化粧水で保湿をしましょう。
 
顔も頭皮のひとつなぎの皮です。
 
顔に化粧水や乳液を与えることで、肌に弾力艶が生まれるのと一緒で、頭皮にも水分を満たしてあげる必要があります。
 


使用方法はお風呂上りに「顔周り」と「頭頂部」を中心に直接つけた後、指の腹を使って馴染ませるだけ。
 
これを毎日続けると、3カ月、半年……と潤いが満ちて弾力のある肌に、そしてハリコシのある太い毛が少しずつ生えてきます。
 
 
 
 

3.純正のホホバオイル
~油分を補う~



低刺激のアミノ酸系シャンプーで洗い、頭皮用化粧水で頭皮の水分を満たす。
 
これができてきたら油分を補う段階に入ります。
 
過剰な皮脂良くありませんが、乾燥している頭皮には油膜を作る必要があり、その効果は
 
・頭皮から水分が逃げるのを防ぐ
・抗菌作用
・カラー剤などのケミカルに対するバリア機能

 
を持っています。
 


使用する頻度は週に1~2回。タイミングはシャンプーをする前。そしてカラーリングの前も有効です。
 
頭皮全体にオイルを薄くのばした後、指の腹でなじませます。バスタイムで時間に余裕がああれば湯船につかってお湯の蒸気で毛穴を開かせながら3~5分ほどマッサージするのも良いでしょう。
 
毛穴の汚れをきれいに落とし、老化の要因となる「活性酸素」を緩和し、頭皮に必要な油分を補ってくれます。
 
 

このときに注意してほしいのが、オイルは化学製品や化合物の混ざってない、純度100%のものを使うこと。
 
そしてオイルが残ったままでは髪の根元が寝てしまうので、シャンプーでしっかり洗い流すことです。
 
 
 





いかがでしたか。
 
頭皮は28日周期で生まれ変わり、髪の毛は1ヵ月で1cm成長します。
 
更には人間の細胞は3カ月周期で生まれ変わり、
 
女性の髪の生まれ変わりのサイクルは5年です。
 
コツコツとケアをすることで、弾力おあるみずみずしい頭皮へと生まれ変わり、コシのある髪の毛へと髪質改善していきます。
 
人の細胞は死ぬまで生まれ変わり続けるもの。年齢にリミットはありません。
 
焦らず、ゆっくり、改善していきましょう。





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MAGNOLiA
 
パーマで業界をリードし、美容師の為のパーマ本も出版。
多種多様な髪の悩みやニーズに合わせ、パーマで「美しい」を生み出す。
それがMAGNOLiA最大の強みです。丁寧な接客と信頼の技術でお出迎えします。




 
CHINATSU
日本美容学校卒業後、MAGNOLiAに入社。
現在、女性トップスタイリストとしてサロンに立つ傍ら、
ファッション誌や美容業界誌他でヘア&メイクとしても活躍。
スタイリッシュなパーマからマダム世代のグレイスフルな大人デザインまで
幅広いヘアスタイルに定評がある。
 
デザインの源になるのは、外国への一人旅と美術館巡り。
はじめての土地や歴史的美術品からインスパイアされたデザインを
ヘアショーやコンテストに投影、発表。
 
近年では、カットコンテスト「BEC」にて2年連続で審査員賞を受賞。
 
 
 
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