こんにちは。表参道のヘアサロンMAGNOLiAのスタイリストCHINATSUです。
パーマ技術に力を入れて、オープンして11年。他店で、イメージのパーマがかからなかったり、パーマをかけたけどすぐ落ちてしまったお客様にも多くご来店頂いています。
今回はお客様のクエスチョンの多い
「パーマとカラーを同じ日にやりたい!同時にできるの……?」
にまつわる疑問にお答えしていきます♪
ANSWER
・パーマとカラーの同時施術は可能です。ただしカラーは根元リタッチがベター
・オールカラーの場合は別日に分けた方が良い。
・分ける場合、期間は最低48時間空けるのが理想
・パーマが先、カラーが後。
・白髪染め(グレイカラー)との相性は?
「パーマとカラーの同時施術は可能です。ただしカラーは根元リタッチがベター」
パーマとカラーを同じ日に施術する場合は、パーマ剤とカラー剤が重ならない方がベターです。
従って
リタッチカラーであれば根元の薬剤とパーマの薬剤が重なることなく同時施術が可能です。
オールカラーの同時施術の場合は、パーマ剤とカラー剤が重なり、髪の負担が大きいとされています。
「オールカラーの場合は別日に分けた方が良い」
髪の毛は本来弱酸性の性質を持ちますが、薬剤に触れている間はアルカリ性に変わります。
髪のダメージを減らすには、アルカリ性の状態をできるだけ短くすること、すなわち
パーマとオールカラーの場合は別日に分けるのが理想です。
また
パーマの直後にカラーを塗布する過程の中でパーマが少し伸びてしまうこと、また
カラーの後にパーマをするとカラーの色落ちのリスクもあります。
「分ける場合、期間は最低48時間空けるのが理想」
アルカリに傾いた髪の毛が弱酸性に戻るまでの時間が約48時間。
髪の毛がしっかり弱酸性に戻ってから次の施術に進むのが良いでしょう。
「パーマが先、カラーが後」
オールカラー施術の場合、色落ちのリスクを防ぐために、基本的にはパーマをかけた後にカラーをするのが理想です。
「白髪染め(グレイカラー)との相性は?」
白髪染めをしていて、パーマもかけて、髪の負担は大丈夫なの……?と心配されるお客様も多数いらっしゃいます。
今ではメーカーさんの努力もあり、薬剤も低ダメージ化が進んでいます。
適切な薬剤選定さえあれば、グレイカラーとパーマをしても、ダメージレスなヘアスタイルを楽しむことが十分に可能です♪
いかがでしたでしょうか。
同じ日に施術する場合はパーマ+リタッチカラーの組み合わせ。
パーマとオールカラーを希望の場合は、髪の負担や、パーマ・カラーのクオリティーを保つため、別日に分けるのが良いでしょう。
MAGNOLiA
パーマで業界をリードし、美容師の為のパーマ本も出版。
多種多様な髪の悩みやニーズに合わせ、パーマで「可愛い」を生み出す。
それがMAGNOLiA最大の強みです。丁寧な接客と信頼の技術でお出迎えします。
ずっと通えるサロンをお探しなら是非「MAGNOLiA」へ!
CHINATSU
日本美容学校卒業後、MAGNOLiAに入社。
現在、女性トップスタイリストとしてサロンに立つ傍ら、
ファッション誌や美容業界誌他でヘア&メイクとしても活躍。
スタイリッシュなパーマからマダム世代のグレイスフルな大人デザインまで
幅広いヘアスタイルに定評がある。
デザインの源になるのは、外国への一人旅と美術館巡り。
はじめての土地や歴史的美術品からインスパイアされたデザインを
ヘアショーやコンテストに投影、発表。
近年では、カットコンテスト「BEC」にて2年連続で審査員賞を受賞。
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