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諦めないで!ブリーチやハイライトにパーマをかけるために知っておきたい3つのルール

こんにちは。東京・青山のヘアサロンMAGNOLiAのデザイナーCHINATSUです。

MAGNOLiAのお客様の多くは「パーマでボリュームアップしたい!」「くせを活かしたパーマをかけたい」「今までパーマがかからなかった・すぐ落ちてしまった」など、パーマデザインを求めてご来店くださいます。

また、知識やテクニックを美容師さんにレクチャーすべく、全国でセミナーの開催や、技術の教科書も刊行しております。



▲ 美容師向けの技術教本




▲ パーマヘアのお客様




年間1000人以上のお客様にパーマをかけさせて頂いている中で、時にはブリーチ毛やハイトーンカラー、ハイライトのお客様もいらっしゃいます。

ただし、それらの毛質はダメージ度が高く、パーマの難易度も高いのです。

今回はそんなブリーチやハイライトなどのハイトーンカラーに、きれいなパーマをかけるためのコツをお教えします!




 


BEFORE & AFTER






何を隠そう……私自身がハイライト&ブリーチ毛なんです。

 

ハイライトの部分もまとまりのあるきれいなパーマがかかっていますよね。

このパーマをかけるには少しコツが必要なんです。

 

どうしてハイダメージの部分にもまとまりのパーマがかけられるのでしょう……?

 



 


ブリーチやハイライトにパーマをかけるためのルール



ルール1 カットで軽さをつけない



ブリーチやハイライトなどのハイトーンのカラーは、パサパサしていたりまとまり辛いのが特徴です。


パーマを巻く時の毛束のが薄かったり、毛量が軽すぎると、更に毛先がまとまり辛くなってしまうことも……。

このタイプの毛質にはできるだけ軽さをつけず、ある程度毛量を残した毛束でパーマを巻くことできれいなパーマがかかります。


 




 

ルール2 パーマをかける前に「髪の補強剤」で髪内部の芯を作っておく


ブリーチやハイライトなどのハイトーンのカラーは、通常のカラーリング以上のダメージを負っています。

その髪質にパーマをかけるためには、事前に「髪の補強剤」を使い、髪内部のケラチンやタンパク質を補って疑似的に芯を作る必要があるのです。

この「髪の芯」さえ作る事ができれば、パーマの薬剤をつけてもしっかり形状のあるパーマをかけることができます。







 

ルール3 エアウェーブでパーマをかける



エアウェーブは本来、パーマのかかり辛い髪質にもハリコシを与えながらパーマをかけることのできるツールです。

この原理はハイダメージ毛にも有効で、ダメージを受けて強度が無くなった髪の毛にハリコシを与え、弾力のあるパーマをかけることができます。






ルールを守らなかったらどうなるの?


前処理を怠ったり、通常のパーマでかけた場合は、パーマを巻いても形がつかなかったり、最悪のケースちりちりした髪の毛になってしまうことも……。

その状態になってしまった髪の毛はストレートパーマやトリートメントによる回復はとても難しい……。



一度受けてしまったダメージは、どんなにアフターケアをしてもダメージが無かったことにはならないのです。

パーマをかける前のカウンセリングで髪の素材を見極め、適切なパーマの施術を進める必要がありますね。




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ブリーチやハイライトにパーマをかけるための3つのルール

ルール1 カットで軽さをつけない

ルール2 パーマをかける前に「髪の補強剤」で髪内部の芯を作っておく

ルール3 エアウェーブでパーマをかける





いかがでしたか。

メーカーさんによる研究と開発が進み、髪の補強材となるトリートメントやパーマの種類が沢山登場しています。

今ままで美容室で断られていたハイトーンカラーの方も、パーマヘアを楽しむことができるんです!

是非トライしてみてくださいね♪
 
 


 
髪型はメイクと同じで、デザイン次第でひとりひとりの顔魅力を最大限に引き出してくれます。
 
パーマが、女性が更に輝くための手助けになりますように。

パーマヘアにトライする女性ががもっともっと増えたら良いなと願っています。





『パーマのかかり辛い髪質』にお悩みの方は併せてこちらもご覧ください。
ケアの方法やヘアデザインのこだわり、お客様のビフォー&アフターなどをご紹介しています。
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パーマで業界をリードし、美容師の為のパーマ本も出版。
多種多様な髪の悩みやニーズに合わせ、パーマで「美しい」を生み出す。
それがMAGNOLiA最大の強みです。丁寧な接客と信頼の技術でお出迎えします。






CHINATSU
 プロフィールはこちら
2010年、東京・青山のヘアサロン「MAGNOLiA」に入社。

現在はトップスタイリストとしてサロンワークや撮影、取材等で幅広く活躍中。
中でも「Precious」(小学館)や「クロワッサン」「クウネル」(マガジンハウス)、「素敵なあの人」(宝島社)など、大人世代のメディアから数多くのオファーを受ける。

女性の薄毛カバーからグレイヘアを生かしたグレイスフルなパーマデザインまで幅広いヘアスタイルに定評がある他、白髪をファッショナブルに昇華させる「グレイカラーテクニック」で、ミドル&シニア世代の美をサポート。

趣味は世界を巡る、一人旅。十代でヨーロッパを旅して以来、歴史ロマンと芸術を求めて訪れた国は20ヶ国以上に渡る。



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