こんにちは。東京・青山のヘアサロンMAGNOLiAのデザイナーCHINATSUです。
MAGNOLiAにご来店くださるのは40代以降の大人世代のお客様で
「髪が細くなった」「ボリュームが出辛くなった」「くせが強くなった」「白髪が増えた」など、
エイジングによる髪質の変化にお悩みでいらっしゃいます。
また、知識やテクニックを美容師さんにレクチャーすべく、全国でセミナーの開催や、技術の教科書も刊行もしております。
▲ 白髪に悩むお客様
▲ 美容師向けの技術教本
今回は白髪をお持ちのお客様に向けて
「頭皮と髪に負担の無い白髪染めのテクニック」をお伝え致します。
3週間~1ヵ月ごとに繰り返す白髪染め。
10代、20代の頃と比べるとメンテナンスの頻度も多くなり、頭皮や髪への負担が心配……。
実はちょっとした
技術で解決ができるんです!
ダメージレスな白髪染めのテクニック
その1
純正の「ホホバオイル」で頭皮を保護
その2
カラー剤を「頭皮につけない」塗り方
その3
【カラー剤のレシピ】や【炭酸ミスト】で「活性酸素」を緩和
その1 純正の「ホホバオイル」で頭皮を保護
カラーを塗る前に、予め頭皮にホホバオイルを塗ることで「油膜」を張っておきます。
油膜は、頭皮が乾燥し水分が逃げるのを防いだり、バリア機能を高めてくれる効果を持っている為です。
カラーを塗る前にホホバオイルで頭皮をプロテクトしておくことで、頭皮への負担を和らげてくれます。
また
カラー剤が染みる方や、
敏感肌の方にも有効なケアです。
その2 カラー剤を「頭皮につけない」塗り方
カラー剤を頭皮につけないテクニックを「ゼロテク」といいます。
昨今の美容業界ではメーカーさんによる開発が進み、低ダメージの薬剤が主流なので、白髪染めが特別にダメージが高いということはありません。
しかしながら頭皮への負担がゼロでは無いことも事実……。
その場合は
頭皮にカラー剤を直接つけずに塗布をすることで、頭皮に負担の無い施術をすることができます。
その3 【カラー剤のレシピ】や【炭酸ミスト】で「活性酸素」を緩和
薬剤によって発生する「活性酸素」。
これは老化の原因となる物質で、活性酸素の残留や、積み重ねは、細毛・抜け毛・白髪などもを引き起こす要因にもなり得ます。
年齢を重ねるにつれて頻度が多くなる白髪染めは、活性酸素のケアはマスト。
その為には
カラー剤の調合の際に過水分量を多く配合すること。
そしてお流しの後は
炭酸ミストを頭皮につけてアフターケアをすることが大切です。
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いかがでしたか。
髪や肌などは、死ぬまで生まれ変わり続ける細胞。
何歳になっても遅いということは無く、ケアを始めればいつでも髪質改善は可能です。
美は一日にして成らず。
老化も一日にして成らず。
人生100年時代。何歳になっても艶やかでハリのある髪質を保てたら素敵ですよね。
年齢を重ねてハリコシやボリュームが出なくなった方は、併せてこちらもご覧ください♪
→ ほとんど知られていない!猫っ毛さんがパーマでボリュームアップする方法
MAGNOLiA
パーマで業界をリードし、美容師の為のパーマ本も出版。
多種多様な髪の悩みやニーズに合わせ、パーマで「可愛い」を生み出す。
それがMAGNOLiA最大の強みです。丁寧な接客と信頼の技術でお出迎えします。
ずっと通えるサロンをお探しなら是非「MAGNOLiA」へ!
CHINATSU
日本美容学校卒業後、MAGNOLiAに入社。
現在、女性トップスタイリストとしてサロンに立つ傍ら、
ファッション誌や美容業界誌他でヘア&メイクとしても活躍。
スタイリッシュなパーマからマダム世代のグレイスフルな大人デザインまで
幅広いヘアスタイルに定評がある。
デザインの源になるのは、外国への一人旅と美術館巡り。
はじめての土地や歴史的美術品からインスパイアされたデザインを
ヘアショーやコンテストに投影、発表。
近年では、カットコンテスト「BEC」にて2年連続で審査員賞を受賞。
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