こんにちは。東京・青山のヘアサロンMAGNOLiAのデザイナーCHINATSUです。
ご来店くださるのは50代以降の大人世代のお客様で
「白髪が目立って気になる・・・」「染めても染めても生えてくる白髪のメンテナンスが大変!」「白髪染めを止めようかしら・・・」など、
白髪にお悩みでいらっしゃいます。
また、知識やテクニックを美容師さんにレクチャーすべく、全国でセミナーの開催や、技術の教科書も刊行もしております。
▲ グレイヘアのお客様
▲ 美容師向けの技術教本
そんな中で、最近では
「グレイヘア」を楽しむお客様も増えていらっしゃいますね。
有名な方だと結城アンナさん、近藤サトさん、島田順子さんや、草笛光子さんなど。ありのままの自分を。ありのままの白髪を隠さずに、ヘアデザインとして楽しむ方が多いことはとても喜ばしいことです。
一方で、「グレイヘアは老けて見えませんか?」「手入れのしていないように見えませんか?」など不安要素もあるようです。
実は
グレイヘアを美しく見せる為にはちょっとしたコツが必要。では、そのコツとは・・・?
今回のブログでは、そのメソッドをお伝え致します。
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グレイヘアを美しく見せる為の3ステップ
ステップ1 艶
まずはグレイヘアを美しく見せるための一番重要な要素は「艶」です。
艶は
グレイヘアに輝かしい光沢感と、肌に艶を与えてくれる効果があります。
ではその艶はどうやって作る事ができるのでしょうか?
答えはドライヤーとブラシを使ってブローすることで艶を作る事ができるんです。
決して髪全体をブローする必要は無く、
表面をブローするだけでヘアスタイル全体を艶やかに印象付けることができます。
▲ ブローした艶やかなグレイヘア
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ステップ2 ボリューム
グレイヘアを美しく見せる為の2つめのステップは「ボリューム」です。
ボリュームのあるヘアスタイルは、
全体的にリフトアップし、若々しく快活な印象を与えてくれます。
この、ボリュームを作るためにはパーマが不可欠ですが、実は白髪染めをしていないグレイヘアはキューティクルの密度が高い場合が多く、パーマがかかりにくいのが特徴です。
的確な技術と専門知識のある美容師さんにパーマをかけもらって、デザインをアップデートできれば華やかなグレイヘアスタイルを楽しめる事間違いありません!
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ステップ3 色鮮やかなメイクやファッション
グレイヘアを美しく見せるための最後のステップは「色鮮やかなメイクやファッション」です。
実はグレイヘアにすることで肌の色と髪色にメリハリが無くなるため、顔のパーツや輪郭の印象がぼけてしまうのが難点……。
若々しいグレイヘアの印象を保つ為には、色鮮やかなアイテムを使うのが鍵です。
アイブロウやアイライナーを引いて目元を引き締め、鮮やかなリップやお洋服を合わせると、グレイヘアが素敵に彩られます。
アクセントとしてイヤリングやアクセサリーを身に着けると、更に華やぐでしょう。
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繰り返す白髪染めから解放された女性の皆さんが、より自分らしく、ありのままでいられますように。
今や人生100年時代。
私達美容師の知識や経験、技術、デザイン力が、何歳になっても美しく輝き続けるための、手助けになれたら嬉しいです。
『白髪』にお悩みの方は併せてこちらもご覧ください。
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⇒ CHINATSU エイジングヘア&ケアガイド
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パーマで業界をリードし、美容師の為のパーマ本も出版。
多種多様な髪の悩みやニーズに合わせ、パーマで「美しい」を生み出す。
それがMAGNOLiA最大の強みです。丁寧な接客と信頼の技術でお出迎えします。
CHINATSU プロフィールはこちら
2010年、東京・青山のヘアサロン「MAGNOLiA」に入社。
現在はトップスタイリストとしてサロンワークや撮影、取材等で幅広く活躍中。
中でも「Precious」(小学館)や「クロワッサン」「クウネル」(マガジンハウス)、「素敵なあの人」(宝島社)など、大人世代のメディアから数多くのオファーを受ける。
女性の薄毛カバーからグレイヘアを生かしたグレイスフルなパーマデザインまで幅広いヘアスタイルに定評がある他、白髪をファッショナブルに昇華させる「グレイカラーテクニック」で、ミドル&シニア世代の美をサポート。
趣味は世界を巡る、一人旅。十代でヨーロッパを旅して以来、歴史ロマンと芸術を求めて訪れた国は20ヶ国以上に渡る。
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