こんにちは。表参道のヘアサロンMAGNOLiAのCHINATSUです。
今回のブログは
「パーマがかからなかった」
「パーマがすぐ取れた」
経験のある方にまつわるお話です。
まずパーマがかからない毛質は大きくわけて二つ。
「 バージン毛 」
パーマやカラーなどの履歴が無く、キューティクルの損傷が無い毛質。硬く、ハリのある毛質がほとんど。
「 ハイダメージ毛 」
アイロンによる熱のダメージやハイトーンカラーによるダメージで、髪のハリやコシが無くなっている毛質。
キューティクルが損傷しているのでパーマはかかり易いが、髪の弾力が無いのでスタイリングが難しい。
パーマがかかり辛い毛質の特徴は理解して頂けたでしょうか。
ではここからが本題!
それらの毛質への対処法とは?
1 技術(カット・薬剤・巻き方)
まずは
バージン毛。この毛質へのカットは「毛量を減らすカット」が必要です。
更に分子量の小さい「システアミン系の薬剤」を使用し、太い毛質は2.5~3回転、細い毛質は根元まで巻き込みます。
そこまで巻き込んでもドライヤーで乾かすと毛先にカールが出る程度。この毛質は
2、3回と回数を重ねるごとにパーマのかかりが良くなります。
お次は
ハイダメージ毛。
ダメージが原因でまとまり辛い髪質にはできるだけ「毛量を減らさないこと」。
薬剤は「低アルカリの薬剤」を使用し、この毛質はかかりすぎに注意なので、2~2.5回転に留めておきます。
大事なのはこのような
パーマに関する技術と知識に長けた美容師さんと出会うことです。
インターネットだけで美容師さんのスキルを見極めるのは非常に難しい。口コミや、素敵なヘアスタイルの方に通っている美容室を尋ねてみるのはいかがでしょうか。
2 パーマの種類(エアウェーブ)
エアウェーブとは数ある中でも「
低ダメージ」で「
持ちの良い」パーマの種類です。そして
細毛や軟毛と相性が良い!◎
専用のロッドでパーマを巻いた後、パーマのかかりを具合のチェックでOKが出たら、エアウェーブの機械に約15~20分入ることで、弾力のあるパーマヘアに仕上がります♪
3 スタイリング方法
パーマの形が一番きれいにスタイリングできる方法。
それは「
自然乾燥」です。
お風呂上りに、し~~っかりとタオルで髪の水気を拭き取るとまだパーマの形状が出てきます。ここでドライヤーを使うのをぐっとガマン。
そのまま自然乾燥ですることでパーマの形がきれいに出てくれます。
ケース1 「根元のボリュームが欲しい方」
髪の根元を全体的に天井に向かって引っ張るように乾かした後、中間~毛先の髪の毛は水分を残したまま自然乾燥。
そうすることで根元のボリュームもアップさせながら、中間から毛先のパーマをきれいに表現することができます♪
ケース2 「寝癖がついた、寝たときにパーマがつぶれてしまった」
朝起きたら、水スプレーを髪の毛全体的に吹きかけます。
このときのポイントは「濡らす」のでは無く「湿らせる程度」で十分なこと。
水を含ませたら、髪を手で揉むだけでパーマが復活してくれます。あとは先述と同じように自然乾燥で完成です。
いかがでしたでしょうか。
パーマがかかり辛い毛質の人も、技術・パーマの種類・スタイリングの方法次第でパーマヘアを楽しむことは可能です♪
是非試してみて下さい!
CHINATSU
表参道の美容室「MAGNOLiA」ヘアデザイナー
年に二回のパーマでOK!持ちが良くダメージレスなパーマが得意です♪
特に「パーマがかかり辛い方」是非お任せください。
趣味は海外一人旅
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