こんにちは。表参道のヘアサロンMAGNOLiAのCHINATSUです。
今回は、
頭皮ケアにまつわるブログを綴りたいと思います。
頭皮=髪の毛を育てるための土壌です。
水分と栄養が行きわたった土壌からは、毛根が太く、キューティクルの整ったハリコシのある髪の毛が生えてきます。
逆に乾燥しがちで、栄養の行きわたらない土壌からは、細く、パサつきのある髪の毛が生えてきます。そして毛根も痩せてしまうため非常に抜けやすい状態です。
30台半ばから髪の変化が顕著に表れていきますが、実は人の体は28歳をピークに水面下でゆるやかにかつ着実に下降していきます。
このブログはアラサー・アラフォー・アラフィフ世代の方にはもちろん、「まだ関係ないよ!」と思っている20代の方にも読んで頂けたら嬉しいです
年齢を重ねても美しい髪を保つために、頭皮ケアのメソッドをお教えします
まずは基本編。日々のシャンプー&トリートメントのお手入れについて。
【 自分の頭皮や髪の状態に合ったシャンプー選び 】
~シャンプーの種類~
洗浄力が弱く、低刺激。頭皮ケアに向いています。
▲ DEMI「ピュアシャンプー」
洗浄力がマイルドで頭皮に優しく、髪をふんわり仕上げてくれます。
髪のパサつきや、広がりをおさえ、保湿に特化したシャンプー剤。
▲ ミルボン「オージュア シャンプー」
ダメージケアに特化し、ボリュームを抑えたり・髪をしっとりまとめる効果があります。
洗浄力が弱く、低刺激。カラーやパーマなどのケミカルダメージのトリートメント効果としては、少し効果が弱い場合があります。
Q 市販のシャンプーとサロンシャンプーの違いって何?
結論から言うと
「美容成分の割合」と
「泡の持ち」です。
まず「美容成分の割合」について。どちらのシャンプーも主成分は「水」です。
サロンシャンプーは「水が7割」、市販のシャンプーは「水が9割」と言われています。
つまり
サロンシャンプーに含まれている美容成分の割合は、市販のシャンプーの約3倍です。
価格も、サロンシャンプーは市販のシャンプーよりも2~3倍ですが、美容成分の割合を考えると妥当な材料費かも……。
更にサロンシャンプーは少量で泡立ち・泡の持ちも非常に良く、確かに購入時のコストはありますが、長期的に使い続けるアイテムとしてはコストパフォーマンスが良いもののような気がします。
自分の頭皮と髪の毛の状態を知り、それに合ったシャンプートリートメントを使うことが大切です。
【 シャンプーの流れ 】
1 湯銭(予洗い)
シャンプーの前にしっかりお湯で髪をすすぎます。(このことを「湯洗(ゆせん)」または「予洗い(よあらい)」といいます。)スタイリング剤や日常の汚れ、皮脂などの8割はお湯で十分に落とせます。
2 シャンプー
シャンプーを適量手に取り泡立てた後、指の腹を使って頭を一~二周かき洗いをします。
☆ポイント1
泡立ちを良くするためには空気・お湯・シャンプー剤のバランスが重要です。泡立ちが悪い場合は一度お湯を足したり、手でかきながら空気を含ませる工夫が必要です。
☆ポイント2
男性用のジェルスタイリング剤や、過剰なオイリー肌タイプは泡立ちが悪い場合があり、空気・お湯・シャンプー剤を足しても限界があります。その場合は一旦お湯で髪をしっかりすすぎ、再度シャンプーで泡立てることで解消することができます。(一度目の泡立てで過剰な油分が落ちる為です。)
▲ 油分が多く泡立ちが足りていない例。
▲ 水分・空気のバランスが良く、もちもちとした泡立ち。
☆プラスα
必須ではありませんが、シャンプーをもちもちに泡立てた状態で、指の腹を使って15~30秒ほど頭皮マッサージすることで血行促進とリフトアップの効果があります。週に一~二度、継続してマッサージし続けることで、髪の根元の立ち上がりや頭皮のハリなど、効果を実感できるようになります。
3 すすぎ
泡を残さないように、手でかきながらお湯でしっかりすすぎ流します。
4 トリートメント
トリートメントを手に取り、毛先につけたあと中間まで伸ばしていきます。このときに根元までつけるのはNG。根元からのふんわりしたボリュームが出辛くなったり、ベタつきの原因になります。
5 すすぎ
しっかりすすいで洗い流します。このときもトリートメントをしっかり流すことで、過剰なべたつきを防ぎます。
☆プラスα
必須ではありませんが、タオルドライの前にに頭皮用化粧水で保湿をすることで頭皮の水分バランスを保つことができます♪
▲DEMI「フローディア スキャルプエッセンス」
育毛効果もある頭皮用化粧水。顔も頭皮もひとつなぎの皮なので、保湿がとても大切です。
6 ドライ
地肌→根元→中間→毛先の順にしっかりタオルドライをした後、ドライヤーでしっかり乾かします。
☆ポイント
※
濡れた状態=「キューティクルが開いた状態」です。
OK → ドライヤーで乾かす または 濡れたまま自然乾燥。
NG → 濡れたまま就寝すること。寝返りなどが原因でキューティクルが開いたままシーツにこすれる為、ダメージにつながります。
基本のシャンプー編いかがでしたでしょうか。
次回は「ヘアロス」「抜け毛」「白髪」「フケ」「ベタつき」「敏感肌」など、お悩み解消の具体的な対策をお伝えしようと思います。
CHINATSU
表参道の美容室「MAGNOLiA」ヘアデザイナー
年に二回のパーマでOK!持ちが良くダメージレスなパーマが得意です♪
「パーマがかからなかった」「パーマがすぐ落ちてしまった」経験のある方は、
是非お任せください。
趣味は海外一人旅
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