CARE BLOG
こんにちは! 表参道・青山のパーマ専門店美容室MAGNOLiAのスタイリスト、HINATAです。 MAGNOLiAには全国をパーマセミナー講師としてまわるスタッフが在籍している他、 パーマの技術の教科書を刊行しています。 今回はパーマ専門店美容室MAGNOLiA のスタッフが”コールドパーマ”について解説します!
パーマの方法には種類があり、MAGNOLiAでは「エアウェーブ」「デジタルパーマ」「コールドパーマ」の3種類があります。
それぞれのパーマの種類には向いている髪質や仕上がりの質感が異なるため、
カウンセングを元にお客様に合うパーマの種類を選び使い分けています。
デジタルパーマやエアウェーブはホット系パーマとも呼ばれ、薬液+機械の熱の力を使ってかけるパーマです。
一方コールドパーマは薬液の力だけでかけるパーマで、熱処理をせずに髪にウェーブやカールをつけていきます。
メリット
・熱処理を使わないので、髪が過度に乾燥しない
・機械を使わないので比較的時間がかからない
・気分が変わった時にデザインチェンジしやすい
・ロッドを根元まで巻き込むことができるので癖毛風なデザインに向いている
・ルーズな質感がナチュラルなデザインに馴染む
デメリット
・かかりづらい髪質の方だと持続力がそこまで高くないので、緩くなるのが早く感じることがある
・ハイダメージ毛の場合でも、かかりづらい髪質の方は薬液の反応が弱い時にはパワーが少し強いものを使う必要がある
・髪の長い方はカールやウェーブがダレやすい
メンズの方や髪の短い方で頻繁にカットをする場合は、パーマの持続性がそこまで求められないケースが多いので
コールドパーマでかけることをオススメします!
また、前髪のみのポイントパーマや頻繁にデザインチェンジをしたい方にはコールドパーマがとってもオススメです◎
カット、シャンプー後薬液を塗布しながらロッドを巻く。
巻き終わった後に薬液を再度しっかりと塗布する。
☆この段階でつける薬液は髪の毛のタンパク質の結合を切って軟化させる役割で、パーマのかかり具合を大きく左右します。
↓
軟化チェックでかかり具合を確認。
かかり具合が十分になったら45度のお湯で薬液を流し、中間処理のトリートメント剤をつける。
↓
最後に形を固定する薬液をつける。
その後お流しして、仕上げ
ショートヘアのカールで作るデザイン
ミディアムヘアのウルフレイヤースタイル
コールドパーマはこのようにショート〜ミディアムレングスに最適!
パーマの強さは強め〜ニュアンスまで幅広く楽しめます♪
いかがでしたでしょうか?
パーマには種類がありますが、今回ご紹介したコールドパーマは
メンズや短めレングスの方でカットの頻度が高く、持続力がそこまで必要ではない場合にオススメです!
また、デザインチェンジしやすいのも魅力の一つ。
くるくるなパーマもニュアンスパーマも幅広く楽しみたい方にはとってもオススメなツールです♪
反対にかかりづらい髪質の方やハイダメージな方は、
薬液のパワーだけではなく熱処理の力も使うホット系パーマの方が薬液によるケミカルダメージを抑えることができます。
もし自分に向いているパーマの種類がわからない!という時にはぜひご相談メニューをご選択ください。
MAGNOLiAのスタッフはたくさんの様々な髪質のお客様を担当しているので、
カウンセリングであなたにぴったりなパーマの種類やデザインを提案いたします!
この記事を書いたのは
MAGNOLiA Omotesandoスタイリスト HINATA
サロンワークを中心に、ヘアカタログや美容業界誌、WEBサイト等にも多数掲載。
年齢層は20代〜50代のお客様と幅広く、
MAGNOLiAのパーマ理論に基づいた可愛い+αのスタイルが得意です!