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パーマがすぐ取れる。長持ちさせるSカールパーマとは？

こんにちは！パーマが得意な東京・青山と表参道に２店舗ある美容室
MAGNOLiA Omotesando代表のSHINです。
MAGNOLiAにはパーマに対するお悩みをもったお客様に多くご来店いただいています。
* パーマがかからない
* パーマをかけてもすぐ取れてしまう
* パーマをかけてパサパサにならないか心配
* 自分に合ったパーマがわからない　、、など
そのような悩みと美容業界の発展のため、MAGNOLiAでは全国各地をセミナー講師としてまわるほか美容師さんの教科書の刊行もしています。
業界でも稀なスタイリスト全員パーマが得意な美容室です。
僕自身もコンテストでの受賞経験あり、様々なコンテストでグランプリを含む多くの賞をいただいてきました。
今回は、【パーマがすぐ取れる。長持ちさせるSカールの魅力、Sカールとは？】を解説して行きたいと思います。

なぜパーマがすぐ取れてしまうのか？

そもそもパーマがすぐ取れてしまうことの要因としてパーマがしっかりかかっていないことが挙げられます。

もちろん細毛軟毛、太毛硬毛、直毛、癖毛などの様々な髪質、履歴やダメージ度合いによっても変わりますが、

比較的ダメージが少なく直毛や軟毛の髪質が取れやすい傾向にあります。

ですが、よく他店でパーマをかけてすぐ取れてしまうとのお悩みでご来店される方の多くは

パーマをかける（髪を曲げる）上での毛量調整ができていないことが多いです。

その際かけるためには過度に強い薬剤を使わなくてはかからないので少しでも労る薬剤を使用して

かからなかったり、かかってもすぐに取れてしまうことが多いです。

パーマに適切な毛量調整と、髪を曲げたい位置からイメージしたカットがとても重要なのです！

さらに、パーマの持ち、再現性なども考慮した場合"Sカール"のパーマが最適です！

Sカールとは？

SカールとはまさにS字のカールになります。

パーマで髪の形状を変える際にその形状を表すのに、

いわゆるワンカールと言われる

中間がまっすぐで毛先のみにカールをつけた“Jカール”

中間から毛先に緩やかにカールがついた“Cカール”

そして、中間から２回転巻くことによってできる“Sカール”

それ以上の回転数で巻いた形状はSの形状を超えたウェーブになっていきます。

Sカールの魅力

パーマをかける上で、
しっかりパーマをかけたいけど強くはかけたくない、、
緩めだとすぐに取れてしまうのではないか、、

などと言った声をよくお聞きします。

その際にSカールがとても有効なのです！
なぜならカットラインによってカールの表情を変えることが出来るため

例えばレイヤーでカットされている状態だと毛先のズレが出来るため
Sカールが重なることによってウェーブに見せることも可能なのでウェーブで強くかけすぎる心配もなく、
ウェーブ風スタイルがトライしやすいです。

他にもボブスタイルのワンカールの場合は、
Sカールを混ぜたスタイルにすることで平面に見えてしまう毛先のみのカールに
中間のくびれが出来ることによってより立体的になり、しっかりと持つカールをかけることも可能です。
そして乾かし方で表情が変わるのでスタイルのアレンジも楽しめます。

そして最大の魅力が、次にカットしてもパーマのニュアンスが楽しめるということです。
毛先のCカールの場合、２ヶ月後にそのままカットしてしまうと毛先にはほぼカールが残りません。
しかしSカールの場合、２ヶ月後にカットしても中間にもパーマがあるため毛先にCカールが残る。
ということになります！

もちろん再度カットする期間やカットするスタイルによっても異なりますが、
少なくとも毛先に少しのニュアンスがあるだけでもスタイリングのしやすさや髪の表情は全然違います。