ABOUT PERM

パーマとは、髪の毛にカールやウェーブをつけるための美容技術のことです。
薬剤には、アルカリ性や酸性のもの、または中性のものなど、種類があります。
髪に、カールやウェーブを形成することで、髪の毛にボリューム感や立体感を与え、
魅力的なヘアスタイルを作ることができます。しかし、薬剤や熱によるダメージを受けることもありますので、
適切なアフターケアやヘアケアを行うことが必要です。

パーマの種類(デザイン)

LADIES

スパイラルパーマ くっきりリッジ感のあるウェーブカール
ワンカールパーマ ストレートヘアに毛先だけのカール
Sカールパーマ 中間から毛先に弾力束なりのある艶やかな立体カール
ニュアンスパーマ 毛束に強弱ある緩やかなウェーブ

MEN'S

スパイラルパーマ 個性を引き出すスタイル
ツイストパーマ リラックス感やカジュアルさも演出
ワンカールパーマ 自然な毛流れで柔らかさを生み出す
ニュアンスパーマ 外国人風なくせ感を再現
ハードパーマ エネルギッシュで迫力ある印象へ
ヘアロスパーマ 大人男性の悩みのひとつ、ヘアロス(薄毛)

LADIES - レディース -

スパイラルパーマ

01.スパイラルパーマ

くっきりリッジ感のあるウェーブカールが重なることで、立体感が印象的なパーマスタイルに。ハードなイメージを持つ方もいますが、最近は柔らかな印象のスパイラルパーマもデザインできる。
ボリュームを求める方におすすめ。

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ワンカールパーマ

02.ワンカールパーマ

パーマ初心者もトライしやすいデザイン。
毛先のみにCカールパーマをかけ、まとまりと艶のあるデザインを叶える。
ストレートヘアに毛先だけカールをつけたい人におすすめ。

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Sカールパーマ(立体パーマ)

03.Sカールパーマ(立体パーマ)

マグノリア最大のテクニカル。毛先をカットしてからもパーマスタイルを復元出来ることが魅力的。中間から毛先に弾力束なりのあるS字カールを作り、艶やかなカールやウェーブスタイルを長く楽しめる。

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ニュアンスパーマ

04.ニュアンスパーマ

髪に柔らかく自然なウェーブをつけるパーマ。毛束に強弱ある緩やかなウェーブをつけることで外国人風な雰囲気を出すことができる。

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MEN'S - メンズ -

スパイラルパーマ

01.スパイラルパーマ

髪をらせん状に巻きつけて施術するパーマ。くせ毛状の動き、立体感を強調でき、個性を引き出すスタイル。

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ツイストパーマ

02.ツイストパーマ

髪の束をねじった状態で固定するパーマ。無造作な束感のある毛束が特徴でワイルドな印象もあるがリラックス感やカジュアルさも演出できる

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ワンカールパーマ

03.ワンカールパーマ

毛先にパーマをかけ、毛流れを作り易くするパーマ。
スパイラルパーマなどのリッジ感やウェーブ感のあるパーマと比べ、毛先にのみカールをつけることで自然な毛流れで柔らかさを生み出す。

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ニュアンスパーマ

04.ニュアンスパーマ

自然なウェーブをつけるパーマの一種。強いカールではなく、根元や中間部分、毛先などの毛束に、大中小、様々な柔らかい質感をつけることができる。外国人風なくせ感を再現。

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ハードパーマ

05.ハードパーマ

リッジ感のある強めのパーマ。
根元からしっかりかけていくことで髪に動きのあるデザインに借り上げや長さのある髪でも対応できる。エネルギッシュで迫力ある印象を与える。
スタイリング剤を変えることで、印象の変わる幅の広いパーマ。

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ヘアロスパーマ

06.ヘアロスパーマ

大人男性の悩みの一つであるヘアロス(薄毛)。
今ある髪を生かしながらパーマでボリュームをアップ。
頭頂部がペタッとなってしまう人や髪にハリコシがない人におすすめ。

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パーマの種類(技術)

コールドパーマ 髪にみずみずしさを演出
エアウェーブ ふんわり柔らか、軽やかさを出す
デジタルパーマ 髪に弾力を作り、艶やかさをプラス
プリカール 根元にハリコシのある立ち上がりを作り出す

コールドパーマ

01.コールドパーマ

・質感
髪にみずみずしさを演出することができるのが特徴
ウェット仕上げにおすすめ
・ダメージ
薬剤の力のみで施術するため、かかりにくい場合髪に負担がかかりやすい
・持続性
髪が濡れている状態でのカールやウェーブが持続します。スタイリングは、水分を多く含む物をセレクトするなどの工夫を。

コールドパーマとは、ベーシックな技術工程。熱を使用しないため、髪が柔らかな質感を保ちます。パーマ液の種類や髪質によっては、より自然で柔らかなカールを作り出すことができます。

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エアウェーブ

02.エアウェーブ

・質感
髪にふんわり柔らかさを作り、軽やかさ出すことができる
ソフトスタイルからハードスタイルまで自在の幅がある
・ダメージ
約50度の低温風で髪全体を乾燥するので比較的ダメージは軽減されている施術工程ですが、温風による乾燥もある
・持続性
髪が濡れている状態よりも、乾いた状態でのカールウェーブの形状を記憶できる
通常パーマより1.5倍の持続を実現

エアウェーブパーマとは、特殊な機器を使用して、髪に温風を当てることでウェーブを作り出すパーマの一種です。通常のパーマとは異なり、髪にふんわり柔らかなウェーブを作り出せます。髪の傷みが気になる方にもおすすめです。

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デジタルパーマ

03.デジタルパーマ

・質感
髪にハリコシを作り、艶やかさをプラスできる
コテ巻き、カーラー巻きなどの仕上げ方に類似している
・ダメージ
約50度以上の熱を髪に直接的に加えるため乾燥しやすくなる
・持続性
髪が乾いた状態で、よりカールウェーブが持続。濡れた状態の髪も乾かすことでハリコシあるパーマスタイルを再現しやすくなる

デジタル機器を使用してカールを作るパーマで、弾力性があります。長めの髪におすすめで、艶やかでまとまりが出せるのが特徴です。

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プリカール

04.プリカール

・質感
気になる根元にハリコシのある立ち上がりを作り出せる
触れた時に指通りがよく、ふんわり軽やかさを実感しやすい
・ダメージ
根元のパーマ施術は、毛先にかける事とは違ってダメージリスクが少ない
・持続性
髪が伸びてきても、頭の丸味に自然になじみ1~1.5か月キープできる
唯一リタッチとして掛けなおす事が可能なパーマ施術

プリカールとは、頭頂部や分け目、つむじ周りの根元のみに立ち上がりを付けることが出来る補正パーマが特徴です。

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パーマスタイル別
おすすめスタイリング剤とセットの仕方

パーマスタイリングには水分が不可欠。水分量を多く含んだ剤を使用してパーマを活かすことをお勧めしています。
パーマを戻した後は様々なスタイリング剤によって、質感や印象が変わるのもパーマの魅力の一つです。
髪質やデザインによって適切なスタイリング剤でスタイリングを行いましょう。

ワックス

ワックス

・特徴
水分量は少なめ。セット力には幅がある。水分油分のバランスで強弱に差ができる。
・おすすめのスタイル
ショートスタイル~ロングスタイルまでオールマイティに活用できる。髪全体に細束や太束を演出したり、アクセント部分につけるとより効果的。
・スタイリングのコツ
塊でついてしまわないように、よく手に馴染ませて指の間にも馴染ませます。
髪全体に握り込むようにつけ、その後束を強調したい部分には指先で整えるのがポイント。

バーム

バーム

・特徴
水分量少なめ。固形のオイルのため、オイルよりも束感が出しやすい。
・おすすめのスタイル
パサつきを抑えて艶髪や束なり感などスタイルに応じて使い分けがしやすいです。
・スタイリングのコツ
少し体温で剤を温めてから手のひらにまんべんなく馴染ませましょう。内側の髪、毛先、表面、フロント部分の順につけることでむらなく使えます。

ムース・フォーム

ムース・フォーム

・特徴
水分量は特に多め。寝ぐせ直しやパーマスタイルに不可欠な水分。フォーム状の泡でトリートメント成分やワックスが含まれているのが特徴。
・おすすめのスタイル
長さを問わず使用できますが、特にミディアムからロングなど長めの髪やウェーブ感を出すスタイルにおすすめです。
・スタイリングのコツ
たまご大のサイズを手に取り表面や毛先など髪全体によく揉み込むのがポイントです。

ジェル

ジェル

・特徴
水分量は多め。ウェット感を出しながら固めるスタイリング剤。
・おすすめのスタイル
しっかりキープさせたり、強さを表現したい、ポイント使いで立ち上げたい、キープしたい部分で使用するのもおすすめです。
・スタイリングのコツ
若干水分を与えた髪の方が伸びもよくつけやすいが、そのまま固まっていくので乾いた状態から使用する場合、時間と共に固まっていくのでスピーディーなスタイリングが必要です。

ミルク・クリーム

ミルク・クリーム

・特徴
水分量は多め。水分量、油分量のバランスで剤の使用感に違いが出ます。べたつく、乾燥しやすいなど、髪質の悩みで使い分けできます。
・おすすめのスタイル
細髪のボリュームアップスタイルにハリコシが出せ、太髪のボリュームダウンスタイルにしなやかさを与えます。
・スタイリングのコツ
手のひらにとり髪全体につけ整えた後に中間から毛先にしっかりもみこむことをお勧めします。

スプレー

スプレー

・特徴
水分量少なめ。艶を出ししなやか質感のものや、ハードに固まる、ワックスが出るものまで様々です。香料が強いものが多いです。最近は肌、髪にも付けられるUVスプレーなどもあります。
・おすすめのスタイル
根元の立ち上がりや、前髪を固めてキープしたいとき。ハードなスタイルまたは、ふんわりさせたい時、自然な艶感をプラスしたい、など使用するのがおすすめです。
・スタイリングのコツ
ピンポイントで固めたい場合は近づけ、カールのキープやふんわりさせたい時は少し離して使用する事がポイントです。

オイル

オイル

・特徴
水分量は多め。軽くさらさらな物から重くしっとりする物まで幅があります。髪や肌などの乾燥から守る効果が高い成分が豊富です。
・おすすめのスタイル
簡単に何かつけたい、ウェットぽくしたい、ボリュームダウンしたいなど、デイリーのスタイリングに効果的です。
・スタイリングのコツ
髪全体になじませる。ウェット時につけると指どおり良い仕上がりに、乾いた状態からつけると艶感やウェット感が演出できます。持続させる要素としては、水分と油分バランスが大切です。

パーマに関するよくある質問

パーマをすると傷みますか?

パーマは、髪の毛に化学的な変化を加えるため、適切に行われない場合、髪の毛に傷みを与える可能性はあります。しかし、パーマを髪質に合わせ適切な方法や薬剤を使用して行うことで、痛みを感じないでパーマを行うことも可能です。

カラーと一緒にすることはできますか?

パーマとカラーを同時に行うことは可能です。ただし、髪の状態や希望するカラー、パーマの種類によっては、同時に行うことができない場合もあります。
時間に余裕がある場合は先にパーマを行いカラーを別日で来ていただくのを推奨しています。その際2週間以内でのご来店に限りシャンプーブロー代はサービスさせていただきます。

トリートメントはしても大丈夫ですか?

もちろん可能です。実際、パーマ時にトリートメントを行うことで、髪の毛のコンディションを整え綺麗なカールを作るのに役立ちます。ダメージ軽減や修復をしながら、綺麗なパーマの持ちも良くしてくれます。
パーマのデザインによってはトリートメントの種類ややり方がとても重要なため、担当スタイリストにご相談ください。

パーマをお考えの方へ

自分自身の髪質やスタイルに合ったパーマ方法を、美容師と相談して選ぶことをおすすめします。
パーマは個々の髪の特徴に合わせて施術されるため、専門家のアドバイスを受けることで理想的な結果を得ることができます。
髪の個性や魅力を引き出す手段の一つです。スタイルや個性を反映させるために、自信を持って楽しんでください。
新しいスタイルで自分を表現し、ヘアアレンジやスタイリングの楽しみを見つけてください。

WRITER

MARBOH

MARBOH

日本美容専門学校卒業後、都内数店舗を経て、2008年、東京・青山に『MAGNOLiA』設立。
2016年には2店舗目となる『MAGNOLiA harajuku』をオープン。
サロンワーク以外にも日本全国で美容師向けのパーマ講習を務める他、専門誌・一般誌の撮影やヘアーコンテストの審査員など幅広く活躍している。
文化人、デザインナー、アスリートや音楽家などにも支持を受けるパーマのスペシャリスト。

著書
「BASIC OF BASIC」(女性モード社)
「やさしいパーマ新BASIC」(髪書房)など。

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